しじみの効果効能

オルニチンがむくみに効く!?しじみの健康パワー

顔や手足が腫れぼったいような重たいような。
そんな症状のむくみは、多くの女性の悩みの一つです。
そのむくみに、しじみが予防と軽減効果を発揮してくれることがわかっています。
今回は、しじみのむくみに対する効果効能について、皆さんにお伝えさせて頂きます。

むくみの原因は血行不良

むくみの原因は多岐にわたりますが、原因の一つは血行不良であると言われています。
立って歩く人間の構造上、血液は重力によって下半身に寄ってくる傾向にあります。
その状態で、長時間座るなど血管を圧迫するような状況になると、血管内の圧力が上昇し、水分が外側に押し出されます。
これがむくみを引き起こす一つのメカニズムです。

血行が滞る状態とは、本来ならスムーズに流れる状態なのに何かしらの抵抗がある状態とも言えます。
この血流に抵抗がある状態が長く続くと、どんどんと一時的なむくみが重なり、シビレなどに繋がる場合もあります。
長時間正座すると、立てなくなるほど足がしびれる経験をした人も多いかと思いますが、あの症状も血行の阻害による一時的なむくみの症状です。

しじみで血行促進

では、血行不良に対してしじみがどのように作用するのでしょうか?
その答えはオルニチンの作用にあります。
オルニチンが肝臓の働きを助けて負担を軽減し、血液の流れをスムーズにしてくれます。
さらに、オルニチンが体内で変化した物質である「シトルリン」によって、血管を拡張する効果が得られると言われています。
このシトルリンは一酸化窒素を生成する成分で、血管を拡張し、血流を良くしてくれる成分であることが分かってきており、血流改善効果が得られると期待されています。

タウリンとの相乗効果

しじみがむくみの解消に繋がると考えられているもうひとつの理由が、しじみに含まれている成分「タウリン」の働きです。
タウリンは疲労回復効果をもたらしてくれる成分として有名ですが、その根底にあるのは肝臓の機能強化です。
肝臓が、アルコール代謝などの毒素を解毒する場合、普段よりも多く体内の水分を使ってしまいます。
その結果、血管内の圧力バランスが崩れてむくみに繋がるため、タウリンの疲労回復効果によって利用する水分の量を少なくする作用が期待されています。

アルコールを摂取すると利尿作用が働くという話を聞いたことがあると思いますが、その原因の一つは肝臓が働くことによって解毒に水分が消費され、さら
におしっこと一緒に毒素を体外へ排出するからです。
タウリンの摂取によって、体外に排出される水分を抑制することができれば、むくみの予防にも繋がると考えられています。

アルコールを摂取を例に説明させて頂いてはおりますが、肝臓は普段から解毒処理を行っている臓器ですので、普段からタウリンを摂取できていれば、解毒処理による水分の利用料を抑えられるはずです。
このように考えると、オルニチンとタウリンを両方摂取できるしじみは、非常に優れた健康食品であると言えます。

しじみでむくみを解消しよう

オルニチンとタウリンの効果・効能による、むくみの対策についてお話させて頂きましたが、しじみには他にも代謝を促進させるビタミンや健康な血液を作り出すために必要な鉄分や葉酸などの栄養素が含まれています。
それらの栄養素によって、血流改善効果がさらに高まると考えられており、しじみのむくみ解消効果に大きな期待が寄せられているのです。

しじみサプリメントやしじみドリンクの摂取を続けることで、むくみ難い身体になれるのであれば、毎日続ける理由にもなりえるのではないでしょうか。
毎日のしじみで肝臓から健康に。
まずはむくみ対策から始めてみてはいかがでしょうか?
参考URL
https://www.grandparentsmagazine.net/ranking.html
http://www.provia-climatechange.org/dropsy.html
http://www.santacruzvalley.com/amado_arizona.htm

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