しじみの効果効能

大切な栄養素を逃さない!砂抜きのコツ

健康食品として注目を集めているしじみ。
小さな2枚貝ですが、美味しい出汁がたまらない美味しい食材です。
今回は、そんなしじみの調理過程である「砂抜き」について、お伝えさせて頂きます。
砂抜きを上手に行えれば、しじみの栄養素の損失を少なくすることができるのです。

横着せずに砂抜きは適正な時間で

美味しいしじみですが、一番気を使うのは「砂抜き」ではないでしょうか。
せっかくの料理も、口にした時に”じゃりっ”っと砂を感じては台無しです。
通常、砂抜きは数時間をかけて行います。

簡単に手順説明しますと、しじみを重ならないようにザルに並べ、そのザルを塩水に入ったボールに入れます。
そのザルは、吐き出した砂を再び吸わせないようにするため、ボールの底から少し浮かせた状態に設置するのがポイントです。
塩水の水位は、しじみが水の中から出ていない程度です。
放置時間は、夏場なら3時間〜4時間程度、冬場なら4時間〜5時間程度です。

世の中には5分で砂抜き出来る方法などが紹介されていますが、完全に砂抜き出来るとは限らず、さらにしじみ自体にもストレスを与えてしまうと考えられ
ているため、手間はかかっても、時間をかけて砂抜きすることをおすすめさせて頂きます。

栄養素を逃さない砂抜き

砂抜きをするとき、しじみの生活環境と同等の塩分濃度にしておくのがベストです。
お湯や真水で砂抜きをすると、塩分濃度の違いによる浸透圧の差ができてしまうため、せっかくの栄養素がしみだしてしまうのです。
お湯や真水はしじみを出汁として利用する場合に有効な方法ではあるのですが、砂を抜きたいだけの場合に栄養素を放出してはもったいないです。

宍道湖を例にしますと、しじみの生活環境(塩分濃度)は0.3%〜1.4%程度ですから、その範囲内で収まるような塩分濃度に計算しましょう。
濃度にして1000ml(1リットル)であれば3g〜14g程度です。
有名な宍道湖を例にしましたが、販売されているしじみの産地によっては10%〜15%の塩分濃度で育ったものもありますから、産地がわかるものを購入すれば計算しやすいですね。
浸透圧を可能な限り同じ状態にすることで、しじみの栄養素が流出するのを可能な限り防ぎながら、砂だけを外部に吐き出させることができます。

身も一緒に食べましょう

砂抜きが上手にできていれば、栄養素が身の中に残っている状態から調理することができます。
出汁には豊富な栄養素がしみ出しますから、味も栄養素も濃い良い状態を作ることができます。
この時、身の中にある全ての栄養素が染み出すわけではありません。

身がカスのような状態にになっているのであれば、食べずにいても問題は無いと思います(食材として考えるならもったいないですが)が、出汁を採ったとしてもまだまだ身の方に栄養素は残っています。
ですので、出汁を美味しく頂くだけではなく、是非身の方も美味しく頂くことをおすすめさせて頂きます。

毎日の健康のために

サプリメントやドリンクで、手軽に摂取できるしじみのエキスもありますが、やはり天然自然のしじみを調理していただくのが美味しいですよね。
砂抜きなどの作業をかんがみれば、毎日しじみを調理するのは大変ですから、どうしても時々になるかと思います。
しかし、手間ひまかけて作るしじみ料理からは、何か特別なごちそう感覚を得られるような気がします。

ときどきのしじみ料理。
味わってみてはいかがでしょうか。

参考URL
http://www.peaceriverregional.com/sand-removal.html

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